長者屋敷
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【城郭の概要】
所在地:磐田市寺谷字長者屋敷
別 名 : −
築 城 :奈良時代
初城主: −
区 分 :平城
遺 構 :堀,土塁
面 積 :100m×100m







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曲輪周囲の堀
曲輪周囲に巡らされた堀

県道283号線から銚子塚古墳を目当て
詳細はコチラ 
・駐車:空地を利用、2〜3台駐車可
・撮影:2003年12月

遺構の保存状態 ★★☆
遺構確認し易さ ★★☆
体力消耗度 ★☆☆
お勧め度 ★★☆
の数の多い方が良い(または、激しい)
【現地の状況】
 奈良時代に造られた遺構とのことであるが、奈良時代における城郭遺構をあまり見ることのない私にとっては、まさに中世戦国期に造られた城郭遺構ではないかとの思いを持ちつつ空堀に沿って遺構を見て廻った。
堀の状態などを見ていると、出土した遺物は奈良時代の物であったにせよ、戦国期に改修されたのではないかとの思いを捨てきれなかった。
 状態よく保存されており、下草などもほとんどなく遺構を確認しやすいのは有り難い。
縄張り

   
【城郭の歴史】
  ここは昔から、長者の屋敷跡だと伝えられ「長者屋敷」と呼ばれてきました。現在までの調査で次のようなことが分かっています。
1.遺構
 土塁間口(東西)108m、奥行き(南北)87mの長方形に土塁が築かれ、現高さ約2.5m前後、幅は11.5mの規模で、正面(南側)と東北隅は土塁が無く、門跡と推定されます。
2.壕
 土塁の内側に壕の幅5m前後の内堀が巡り、水を溜めたと推定される。正面には土塁外側にも深い堀跡が存在しているが、ともに壕の深さは未調査。
3.建造物跡
 内壕の内側は70m×50mの平坦地があり、試掘調査で堀立柱の柱穴が発見され、東隅には入間四間の柱間に庇のついた建物跡が発見されています。
4.出土品
 東遺跡からは奈良時代(7世紀末から8世紀初め)の須恵器(すえき),土師器(素焼きの土器)の器が多数発見され、この遺跡の年代を示しています。
5.長者屋敷遺跡の性格
 今までの試掘調査から奈良時代の律令制に基づいて設置された郡衛跡,軍団跡,駅家跡等の地方を納める管衛跡と推定され、全国的にも数少ない貴重な遺跡だとされています。
現地案内板より

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